「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」が横浜港に初寄港('10/05/02)

今年の横浜港は、初寄港のラッシュです。
3月30日の「サン・プリンセス」
http://asuka2.at.webry.info/201004/article_1.html
4月4日の「コスタ・クラシカ」
http://asuka2.at.webry.info/201004/article_3.html

に続いて、5月2日、「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」(LEGEND OF THE SEAS)が横浜港に初寄港しました。
いずれも全長が220mから260m、総トン数は5万トンから7万トンで、現在のクルーズ客船の中では中型に
属するもので、日本の「飛鳥Ⅱ」もこのクラスです。

2日は快晴で文句なしの撮影日和、まずは出かける前に自宅で行動プランを立てます。
大さん橋入出港情報
http://www.osanbashi.com/arrival/index.html
を見てみたら、なんとこちら側に船尾を向けて停泊しています。これには萎えましたorz。

前回、前々回の経験から、マリンタワーから俯瞰で撮影→シーバスか遊覧船で海上から撮影→スカイウォークから出港シーンを撮影という行程に決定。

シーバス、マリーンシャトル、マリーンルージュの出港時間を見てみると
http://www.yokohama-cruising.jp/index.html
山下公園11:30発のマリーンシャトルがちょうどいい。

ちんたら準備していたら出発が遅れて、東京10:23発の東海道線で横浜へ、元町・中華街11:02着。
マリンタワーへは最寄りの4番出口が便利。
入場券売り場はすごい行列で、マリンタワーに登るのをあきらめようと思いましたが、11:15無事に展望台へ。
滞在時間はわずか8分でしたが、すでに2回の経験があるので、撮影は順調に進んだ…はずなのに、

エレベーターが2台とも稼働していて、入場者数が多く、そこそこ風もあったので、展望台は揺れまくり。
撮った写真は毎回こまめにチェックしましたが、ブレが続出してしまいました。
ブレと言っても、等倍鑑賞でないとわからないくらいですが、このブレが、写真全体のキレを鈍らせてしまいます。
α900の場合、コンディションが良ければ非常にシャープに仕上がりますから、はっきりと違いに出ます。

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何枚も撮った後で、なんとかブレのないショットがゲットできました。
この画像、DSC00035ですが、α900は10000コマを超えるとナンバーがまた00001に戻ります。
ちなみに、デッキ最後部の変なこんにゃくみたいなものは、

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なんと、ロッククライミングのためのクライミングウォールです。なんでもあるんですね。
でも、そんなに山登りしたいなら、クルーズなんかせずに山に行けばいいのに。

このすぐ後、ほぼ満員のエレベーターの前で「もう乗れない」と言って乗るのをあきらめた家族連れの横から
ちょっと割り込ませてもらうように急いで乗り込み、駆け足でマリーンシャトル乗り場へ。

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氷川丸もたくさんのお客さんが来ていました。
マリンタワーも氷川丸も、ひとが来ないという理由でいったん閉鎖されたはずなのに。
それなりの設備があれば、あとは営業のやり方次第で客を呼べるということですね。
設備だけは立派だけれども、客の神経を逆なでする営業方針?の某展望台とはわけが違います。

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姉妹船マリーンルージュも、「レジェンド」目当てのカメラマンがたくさん乗っていますね。

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マリーンシャトルは、まずピア赤レンガへ。その途中でたくさん撮影します。
揺れまくりのシーバスと違い、ほとんど揺れないマリーンシャトルの安定感はありがたい。
下から見上げる構図は無理ですが、水平出ししながら撮影できる余裕があります。

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この日の横浜港は、穏やかな時間が流れていました。

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船というのは、極端に言えば長細い直方体の物体ですから、正面から見れば、ビルと同様真四角の構造体です。
この船が、なぜこれほど優美に見えるのか、不思議です。

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この画像は、オリジナルのJpeg画像をSILKYPIXでWB、コントラストなどを調整しました。オリジナル画像は↓

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ちなみに、Photoshop Elementの、スマート補正、コントラストの「自動」ボタンを押すだけで、

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こんなに変身します。手間は2回クリックするだけ、所要時間はたった数秒です。
オリジナル画像が一番見た目に近いはずですが、ちょっと調整したほうが「自然」に見えるのだから、写「真」とは
何なのだろうと考えさせられてしまいます。

マリーンシャトルは沖へ向かいます。

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冬のように空気が澄んでいればランドマークタワーの左に富士山が見えるはずですが、今日はダメ。

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ベイブリッジをくぐって東京湾へ出ます。

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まさにクルーズ日和!!最高のコンディションと言いたいところですが、マリーンシャトルの最後部デッキは
排気ガスが押し寄せてきて咳きこむ乗客が何人も出る始末。
最上階なのに海面からの水しぶきも来るし、なんか設計がめちゃくちゃなのかも。

鶴見つばさ橋、大黒大橋をくぐって、山下ふ頭に戻ります。
その途中、海上保安庁の「きりかぜ」が水しぶきをあげて激走しながら追い越して行きました。

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職員の方が船内から手を振ってくれていました。
日本の海を守る海上保安庁の皆さん、これからもがんばってください!!

さて、船右側の窓側には、5人席のテーブルを1組の夫婦で独占しているところもありました。
混雑時にそれはないだろと思いつつ、ちょっと横におじゃまして「レジェンド」を撮影します。

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これも、ブレが多くて・・・。このコマが一番のお気に入りです。

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展望重視とはいえ、あまりカッコいいデザインではありませんね。

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こいのぼりの季節です。続いて山下公園から、お約束のショット。

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次はまたまたお決まりのルートで氷川丸へ。
この日は、券売機混雑とかで、手前のさん橋で待たされるほどの賑わいを見せていました。
ピカピカにお化粧直しした貫禄の船体も手伝って、昔の氷川丸の元気を取り戻したようです。
30年前のように、プラモデルも売ってほしいんですが、売れないのかな。
で、いつもの通り、途中あちこちでワープして、速攻でデッキへ。

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山下公園からとは微妙に違うアングルですが、みなとみらいもバランスがいいし、船によっては見た目の印象が
ずいぶん変わることもあります。
このあと、17:00の出港まで時間があるので、お昼ご飯を食べにいつものお店へ。

明蘭餐庁 (みんらんさんちん)
http://r.gnavi.co.jp/a189900/

もう15年以上前から、中華街に行くときはこのお店にしか行きません。
どのメニューもおいしく、さらに、デザートの胡麻団子や杏仁豆腐が絶品なのですから、選ばない理由はない。
今日は1人なのでランチメニュー。

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エビ玉チリソースセット、この絶品の味が850円で楽しめるのだからお得です。
エビチリは、このお店の素晴らしいメニューの中でも、さらにその頂点に立つと言ってもいいほどの内容で、
甘すぎない、辛すぎない、酸っぱすぎない絶妙の味わいと、ぷりぷりのエビの食感がいつ食べても感動的です。

さて、腹ごしらえがすんで、出発。山下公園からはすぐそこに見えるベイブリッジとスカイウォークですが、
横浜市営バスの109系統が廃止になってしまったので、なんと、

元町・中華街→横浜→鶴見→スカイウォーク

というとんでもない遠回りをせねばならず(どれほど遠回りするか下のページの地図をご覧ください)、
http://www.skywalk.city.yokohama.jp/access.html

所要時間も1時間を優に超えるのです。
タクシーでベイブリッジを渡るのが最速ですが、料金は2000円を超えます。
これでは、スカイウォークにお客さんが来るはずがない。

明るい時間に出港するなら、スカイウォークからみなとみらいとのコラボショットや俯瞰撮影をしたくなります。
たとえば、前回4月4日、世界一周に出発する飛鳥Ⅱのショットです。

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どれ1つとして、他の場所で撮影できるものはありません。
スカイウォークからしか撮れないものばかりで、マリンタワー以上の商品価値を持っているとさえ言えます。

山下公園でひととおり撮影を楽しんだ後、今度はスカイウォークから見送り。
船マニアのカメラマンならきっとこんなプランを考えるでしょうし、自家用車を持たない人も多いはずですが、
このあまりのアクセスの悪さは、そんな人は来ないでくれと言っているようなものです。

途中MODELS IMON横浜店に寄ってNゲージ新製品ウォッチング、鶴見駅前16:00発、17系統のバスに乗ります。
このバス、1時間に1本しかありません。
さらに、往路もスカイウォークのすぐそばを走るのに、なぜか華麗にスルーしていちばん奥の大黒海つり公園
まで向かい、帰り道にスカイウォーク前を通ります。

直行なら20分かからないところ、この遠回りのおかげで33分もかかる。
大黒ふ頭で下車して歩けば数分速く着きますが、これでは必要以上に遠くて不便という印象を与え、ますます
人が来なくなる。

で、16:33にスカイウォーク前に着いたら、スカイウォークは入場が16:30まで、17:00終了とか。
入出港予定を見ると、17:00に出港する船は意外に多いのに、これではまったく使えない。
せめてあと30分延長してくれればいいのに、アクセスの悪さといい営業時間といい、何から何まで、わざと人が
来ないようにしているとしか思えない。

人間というのはわがままなもので、便利というのは、よほど便利でないと記憶に残らないものですが、
逆に不便だったことは、ほんとに些細な不便でさえも、ものすごく不便だったように記憶に残るものなのです。

まさに悪循環の典型例がここにあります。

せっかく立派な設備と商品価値を持つ展望台なのに、もったいないったらありゃしない。
たとえば入出港にあわせて臨時でバスを走らせるとか、時間延長とかできないんですかね。

で、仕方なく下の公園でうろうろしていたら出港5分前にSS爺氏がカーで登場!

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まともに逆光なのでここでの撮影をあきらめ、SS爺カーでベイブリッジを渡り、本牧海つり公園へ向かいます。
現地は見事な順光、これはスカイウォークが開いてなくてよかったかもしれません。

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船というのは、何か比較できる構造物が写っていないと、なかなか大きさが実感できない。
というわけで、こういうのもいいかな。

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船首の立体感は次のコマよりいいし、真横になる前のこのあたりがいいかも。

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一切邪魔ものがなく、船体に見事に夕陽が当たってくれた、ある意味完璧なコンディションです。
なのに、つまらない。

日当たりがあまりにも良すぎて、陰影がなく、平面的になってしまっているんですね。
影ができるといやだと思うくせに、日当たりが良すぎるとそれもまた気に入らないとか、贅沢かもしれませんが、
船をカッコよく見せることができるアングルや条件というのは、意外に限られているのです。

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ほんのすこしアングルが変わるだけで、立体感が格段にアップします。

この後、SS爺氏と別れ、26系統のバスで横浜駅まで。1隻の船をとことん追いかけた1日でした。
山下公園との組み合わせなら、山下公園前を通り、しかも15分おきのこのバスで本牧海つり公園へ行くのが
いいかもしれません。

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